第2日

10月31日(日)

2日目のポイントはバベルダオブ島の北西、カヤンゲルにも近いテールトップ。



昨夜降っていた雨も朝にはあがり、まずまずの天気。今日は前回行けなかったテールトップを目指す。

パラオパシフィックリゾートの沖合にあるやしの木が1っぽんだけ生えているフォトジェニックな島の横を通りボートは北上する

昨日、心配したうねりもどうやら納まり、リーフの内側は鏡のように空を写す。

浅い海はエメラルドグリーンに輝き、深い海はコバルトブルーに煌めく。

テールトップでのファーストキャッチは私が釣ったナイスサイズのアカマダラハタ。最初、ワフーが私のγにヒットし、下に潜ったと思ったら、一瞬、テンションが消えた。しかし、また強い引き。上がったのはこいつだった。どうやら途中で魚が変わったようだ。

次に、ベッチがバラフエダイをキャッチした。GTの外道として嫌われたりもするけれど釣れないよりは全然いい。

 

ランチタイムの後、ちょっとジギング。底ものが面白いように釣れる。写真はヒメフエダイ。

ベッチが釣ったのはバラハタ。

 

午後は再び、キャスティングでGTを狙う。しかし、私がキャッチしたのはバラフエダイ。

ところで、一般的にバラフエダイはシガテラ毒があり食べられないと思われているが、パラオのバラフエには毒がない。白身のおいしい魚で、前回釣ったときには刺身にして食した。

 

この後、ベッチがナイスサイズのGTをヒットさせた。

やはり、メッキの恩返し効果か・・・・・?

実は私もビッグサイズGTを午前中にヒットさせた。

体力を消耗させられながら苦労して浮かせたGTは巨大だった。しかし、そのGTは魚の割にネットが小さいせいもあり、ベッチがネットインに失敗し、ばらしてしまった。ここでもまたベッチはGTに恩を売った。

私にとってこれはメッキの祟りか?

午後も私は取り込み寸前にGTをばらしてしまった。

ライントラブルを多発し、絶不調のW君はここまでノーヒット。

しかし、ライントラブル修理中のルアーにアオチビキがヒットした。

これぞほっとけメッソド。

一方、絶好調のベッチはまたナイスGTをキャッチした。

 


テールトップの帰りにシイラ用タックルで鳥山をたたくとスマガツオが釣れた。


鳥山でジギングをするとキハダが釣れる。

ここでもライントラブルのW君。背中が寂しい。


うねりが納まり、明日はいよいよカヤンゲル島に行けそうだ。

アドルフからジャイアント・トラブラーと命名されたW君。明日は雪辱を期す。