最初に熱海の先の赤根崎によった。初夏にはムラソイがよく釣れる所だ。海草の多い波静かなワンドで、アオリイカの生息状況としては申し分ない所だ。しかし、水深が浅く、海草も多すぎ、根がかりの嵐、30分くらいで2個の餌木をロストし、早々に移動した。次によったのは多賀の先、網代の手前の公共施設の建物の建っている所のテトラ帯。足下からある程度の水深があり、海草もそこそこ生えていてベイトの小魚も多い。しかし、真っ昼間ではやはり難しい。イカのあたりはなかった。しばらく餌木を投げたり、ミノーを投げ、ここでも2個の餌木をロストしてから網代港に移動したが人が多く次の宇佐見港の先の小さな堤防に寄った。1番良さそうな先端には入れなかったが、手前の岩の上から開始したころにはだいぶ日も傾いてきた。暗くなりはじめた頃、しゃくったロッドにあたりがあった。しかし、引きは弱い。あがったのは推定200グラムのアオリイカ。一応本命ゲットだ。これで活気ずいたが、ここも海草が多い。ほぼ100%の割合で海草にかかる。5個めの餌木をロストしたところでやる気が食欲に負け、晩飯のラーメンを食いにもどった。なおこのイカは食うにはしのびないのでリリースした。それから再び網代に戻り、1番外側の堤防で再開した。去年までは随分いい思いもした所だ。しかし、今年はさっぱりだ。
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200gのアオリイカ。この後リリース。というか逃げ出した。
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