二日目はパヤオ廻りでマグロ狙い。
前日、「マグロは朝のうちが勝負、明日は早めに出かけよう。」
と言ってた船長が昨夜、飲みすぎで大遅刻。
まず、ベッチが1,2キロのキメジの後に糸切り名人の沖ザワラをキャッチ。
そして、180mくらいのディープエリアでジギングでヒット!
そして、この日は後ろで寝てたらションベンかけるぞと言われてたワッチは船長の手ほどきでパラシュート釣り。
パラシュートとは布袋にキビナゴなどのコマセを入れて釣る餌釣り。
やはり、180mくらいのレンジでヒットさせた。
上乗りさんが取り込み、手際よく、エラと内蔵を取り除く。
私はといえば、1~2キロのカツオやキメジを釣ってたような記憶があるようなないような・・。
梅雨明けした久米島は水分を大量に含んだべったりとした空気が肌にまとわりつく。
船の燃料の臭いが鼻から胃の中に入り込む。
朝飯に喰った脂っこいソーセージの味と混ざって胃から口へと逆流する・・・。
ついにダウン。
後半は体調不良により、昨日のワッチ状態。
その後の記憶はほとんどありません。
食欲が全くなく、民宿での夕食もほとんど手をつけなかった。
そんな私の対面でヤツはケツから血を出しながらも飲み、喰う・・・。